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地球温暖化と大都市
近年の世界的な異常気象は、地球温暖化が原因で発生していると考えられます。

大型台風や大雨による洪水、干ばつなどの大きな「異常気象」ばかりでなく、
気が付きにくい身近なところからでも異常気象は発生しています。
毎年毎年、「猛暑」や「暖冬」と言われていますね。
四季は1年サイクルでやってきますので、去年の暑さなんてあまり覚えていられませんが、安気に考えていては大変なのです。

地球温暖化の主要因である二酸化炭素の大気中濃度。
「環境」とか「地球温暖化」と騒がれていますが、ヨーロッパ諸国と比較して日本はCO2削減に対してあまり対策を行っていません。
石油や石炭の化石燃料を燃焼させることによって二酸化炭素は大量に排出されます。
地球の豊かな植物は二酸化炭素を吸収して、酸素を作り出してくれますが、排出量が多すぎて追いつかない現実と、森林伐採などによる木々の減少により二酸化炭素濃度はどんどん高くなっています。

二酸化炭素の濃度が高い温室効果ガスの中で、気温が上昇し続けることは、ビニールハウスの中で暖房をたいている様なもので、時間と共に温度がどんどん上昇することと同じなのです。
地球の環境は、太陽からの熱もありますので更に気温は上昇する傾向にあります。
現在地球の置かれている状況は、そのビニールハウスの様な状態になりつつあるのです。

特に巨大なビルが密集する大都市の東京や大阪、名古屋に至っては気温の上昇が激しく、地球温暖化の影響が顕著に現れる場所でもあるのです。
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地球温暖化の影響
地球温暖化は進行しています
北極圏の状況を観察していくと、確実に地球温暖化は進行していると予測されています。
地球温暖化による気温の上昇により、北極圏の氷の面積は年々減少しているのです。
海上を覆う氷というイメージの北極も変貌してきています。

特に夏の北極における海上の氷面積は、ひと昔である1970年と比べても4分の3にまで減少しています。
これは短い期間で気温上昇による氷の減少がかなり進行している証拠です。
一年を通して気温が高いと言うことは、冬の終わりが早く、また冬が訪れるのも遅くなります。
結果、北極圏が氷で覆われる冬が年々短くなっていきます。

北極圏の夏は現在2週間ほどしかないのですが、地球温暖化の主要因である二酸化炭素の濃度が増え続けて2倍にもなれば、氷は60%も減少すると報告されています。

野生生物の生態、またその変化を調査することで、北極圏の変化や地球温暖化の影響を知ることができますので、WWFではホッキョクグマを衛星で追跡調査しています。
調査の対象になっているのはホッキョクグマの母グマなのですが、その行動から連れている仔グマの状況も分かるそうです。

私たち、そして地球上に存在するすべての動植物において地球温暖化は深刻な問題であるとともに、その地球温暖化は人類による温室効果ガスが引き起こしていることを忘れてはいけません。
人類には温暖化を緩和する責任があるのです。
国、企業、ひとりひとりが地球温暖化の緩和策に真剣に取り組み、一日でも早く効果を出すことが地球温暖化の進行を止める手段なのです。

地球温暖化の影響
地球温暖化に影響を受けるホッキョクグマ
みなさんは、地球温暖化の影響で北極圏では海氷の厚さが約40%も減少したと報告されているのをご存じですか?

ホッキョクグマは、その北極圏に生息しています。氷が減るとどの様な影響があるのでしょうか?

WWFの調査によると、ホッキョクグマが生息する最南端の地域であるカナダのハドソン湾で、通常より海氷が解けるのが一週間早かった場合、ホッキョクグマの体重は約10キロも減ってしまい、健康状態も悪化していることが報告されています。
又、驚くことにホッキョクグマのメスにおいては、北極圏の気温が1℃上昇するとその体重は22キロも減少してしまう場合もある様です。
ホッキョクグマの習性は春と秋に氷上で狩りを行うので、その氷が減少していることに大きく関係しているのです。
ホッキョクグマの食糧減は氷の下に潜んでいるアザラシなのですが、地球温暖化により北極圏の夏が長期化し、氷が溶けている期間が長くなっている影響なのでしょう。
「地球温暖化」によりホッキョクグマが痩せてしまうことは調査によって明らかになっています。

ホッキョクグマのメスが痩せてしまい、十分な栄養が備わっていないと、そのメスグマから産まれる仔グマにも影響が及びます。
近年の1980年から1992年にかけて、ハドソン湾で誕生した仔グマの生存率は半数以下である44%を示しています。
メスグマは、北極圏に冬が近づくと仔グマを産むために雪洞に巣ごもりします。
仔グマを産んだ後も春の到来まで約100日間何も食べずにその雪洞で過ごし、母乳を与えるのですが、それだけの栄養が必要なのです。

地球温暖化の影響

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